外見はあてにならないFXのリクイディティ

Tue Oct 14, 2014 at 11:19 AM

by Robert Winters

 

ここ数年、FXブローカーや法人リクイディティプロバイダー(LP)がクライアントやブローカーの期待に応えるための新たなマーケティング戦略として、外国為替市場を歪めている事実に気づきました。これを私は「ティーザースプレッド」と称し、その方法を以下にご説明したいと思います。

ブローカーやLPは非常にタイトなスプレッドをトップオブザブック(TOB)*上で示していますが、その価格でのリクイディティの量は極めて低く、その価格で実際に約定できるチャンスはほとんどありません。このため、ブローカー/クライアントはLPからベストな価格を得ていると信じている一方で、残念ながら彼らは大半の取引においてスリッページや宣伝よりも高いスプレッドを受け取ることになります。この現象を実証する大型ブローカーやLPの実際の取引環境価格の数例を以下にご紹介致します。



例1

ここに、EURUSDの0.3ピップスプレッドがあります。しかしながら、利用可能なリクイディティのTOB買値はわずか100K(1標準ロット)で、TOB売値もわずか300K(3標準ロット)のみです。同時に取引を行っているトレーダーが何千、何百人もいると考えると、その価格で約定できる可能性はほぼゼロに等しい事がわかります。

また、1クリックあたり3標準ロット以上を取引するクライアントにとっては、TOB価格での十分なリクイディティが利用可能ではないため、スリッページの発生は付き物です。この例では2標準ロットの売り注文を出したクライアントが結局は0.5のスプレッド、すなわち表示のほぼ倍の価格で約定されました。このクライアントは1.3181ではなく、1.31814で約定され、1.31819の買値で決済されることになります。

Example 1

 

引用元:  http://www.lmax.com/exchange

 

 

例2

もう一つよく知られたLPの例を見てみましょう。例2ではGBPUSDのペアにおいて0.4スプレッドでTOB価格が表示されています。ここでは500K(5標準ロット)がTOBの買値として取引可能で、600Kが売り取引で可能です。LPが500K 以上の同時注文を受け取った場合には、1.6598の買い注文で平均約定価格が1.54992となり、スプレッドはTOB価格から50%高い0.6となります。

Example 2 

 引用元:http://xopenhub.pro/liquidity/

 


例3

他のLPやブローカーとは異なり、ボストンテクノロジーズ経由のボストンプライム(例3)のリクイディティは、LPと調整の上、最低標準10ロットをTOB上で確保し、市場での公正価格とベストな約定品質を提供しています。「ティーザースプレッド」を表示して、新規顧客を獲得する他の提供者の戦略を用いることなく、弊社では上記の例が市場の本物のリクイディティを求めるプロのトレーダーや金商業者のお客様に透明性を提供できる方法だと信じています。このため市場での弊社のスプレッドが最もタイトでない場合がありますが、これはTOB価格でより多くのリクイディティを提供しているためで、弊社の約定品質はほかの企業よりも優れていることがおわかりいただける事でしょう。 

Blog: DoM

 引用元: http://bostontechnologies.com/Add-On-Solutions/depth-of-market
*TOB価格はベストビッド、ベストアスク価格と等価を意味します。 

 

 

Robert WintersRobert Winters
ロバート ウィンターズ
ボストンテクノロジーズ 東南アジア担当責任者

東南アジアの担当責任者として、ロバートウィンターズはFX市場へのユニークな洞察力と、専門的なアプローチをクライアントに提供しています。個人および法人FXの経験を持ち、新規ブローカーや、既存の顧客の現在のニーズだけでなく業界で成功するためのツールや技術に精通しています。専門にはアルゴリズム取引、EA開発、低レイテンシ技術、MT4、法人リクイディティがあります。

 

 

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